【和牛】経産牛と未経産牛について
消費者としてはあまり聞き覚えのないくくりですが、和牛には経産牛と未経産牛と呼ばれるものがあります。その違いは単純で、出産をしたことのある牛かそうでない牛かの違いです。
文字通り経産牛は出産経験のある牛の事で、未経産は出産経験のない牛の事です。
果たしてその違いは何なのでしょうか?
見た目:
経産牛は赤身が強めですが、未経産牛は赤身部分がピンク色をしています。脂身もどちらも同じように霜降り(サシ)が入っており、横に並べて比べてみないと正直わからないレベルです。
柔らかさ:
一般的に経産牛はお産を経ているので、固めだと言われています。一方、その柔らかすぎない肉質が好まれることもあります。どんな料理と合うのかに尽きると思います。さて、未経産牛は言わずもがな柔らかいです。脂身もうま味が詰まっており、熱を加えれば溶けるような上質な脂です。経産牛の脂はさっぱり目ですので、そこが好まれることもあるようです。
万物に長所と短所があるように、どちらが良いとは言い切れそうにもありません。例えば、現在40代の私には、未経産牛は重く感じますが、若い時には脂身さえも甘くてジューシーな肉質が大好きでした。完全個人的嗜好が入っておりますが、ご参考までです。
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