オーストラリア産牛肉の飼育方法のいろいろ
みなさまおはようございます!
すっかり秋めいてまいりました。今年は秋がきちんと来た感じがしますね。空が高く、カラっとした空気、朝夕の冷え込み、彼岸花がきれいです。
今日はオーストラリア産牛肉についてのお話です。
ひと昔前は穀物飼育の牛肉と言えばアメリカ産が主な産地。牧草(グラス)飼育はオーストラリア産や南米産等が主に言われてきました。牧草飼育の良いところは、赤身が強く出ることですが、一方で牧草(グラス)の独特の香りや脂身が赤身に入りずらいという点もあります。それを改善するため、一定期間穀物飼育に切り替える手法がとられている牛肉もあります。
【オーストラリア産のグレードの違い】
グラス:100%牧草のみをエサとして飼育された牛肉の事
ショートグレイン:100~120日穀物飼育された牛肉の事
ミドルグレイン:150日~180日穀物飼育された牛肉の事
ロンググレイン:200日以上穀物飼育された牛肉の事
グラス→ロンググレインの順番にグレードが上がります。ロンググレインのほうがより霜降り具合が多く、グラスの方がより赤身が強くなっていきます。肉質も霜降りが多いほど柔らかくなります。
*写真はグラスの牛ロースです。
余談ですが、和牛は穀物飼育を300日以上行っているそうです。あれだけの霜降り具合も納得です。
アメリカ産牛肉にも和牛にもグレードがあるように、実はオーストラリア産にもグレードがあるんです。
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