牛肉のグレード制度っていろいろあるけど?
みなさま、おはようございます。
梅雨入りしたそうですが、22日(土曜日)は快晴で本当に梅雨なのかどうかよくわかりませんね。もう夏が来てしまったのでしょうか?今年も暑くなりそうですので、ご自愛ください。
さて、昨今いろいろなお肉を入手できるようになり、インターネットの普及とともに、さまざまな情報も入ってきます。
A5とかA4とか、グラスやグレイン、チョイス、プライムなどいろいろ耳にします。違いはご存じでしたか?
A5やA4は和牛の等級制度の事を指します。これは昔から馴染みがあるので、よくご存じの方が多いと思います。実は、Bという等級もあるのですが、一般にはAランクのものが市場によく出回っています。アダチヤでもAランクのものしか取り扱いはなく、Bランクは入荷したことは実はありません。
一方、グラスやチョイスなどはよくわからない方もいらっしゃるかもしれません。オーストラリアやアメリカにも等級制度があり、それぞれ名前や評価システムが異なります。
オーストラリアでは、牛肉は以下のランクに分けられています。
ロンググレイン→ミドルグレイン→ショートグレイン→グラス
オーストラリアの牛たちは基本的に牧草飼育されています。そのため、赤身が強く、サシといわれる霜降りが少ないのが特徴です。グラス(牧草)の香りが高く、サクッとした噛み応えが特徴です。霜降りの赤身を作るために、と畜前に穀物を一定期間与えます。その期間が長ければ長いほど、ランクが上がり、一番上のランクではロンググレインになります。一方、牧草だけを食べたものは、グラスというランクに分けられています。
アメリカのランクはコチラです。
プライム→チョイス→セレクト→以下全部であと4グレード
日本で流通しているのは、主にプライムとチョイスです。アメリカでは穀物飼育が基本です。オーストラリア産とは異なり、赤身にサシ(霜降り)が入り、サイズも大きめです。肉質は柔らかく、クセがないのが最大の売りです。プライムが最高級グレードで、それに続くのがチョイスです。どちらもアダチヤでは大変ご好評を頂いているお品物です。
おいしい牛肉は、脂身も美味しいのです。和牛の脂身は、甘みが大変強く、香りが高く、挽き肉に合わせて入れることも多いです。そして、融点が低いので、人肌で溶けてしまいます。輸入の牛肉の脂にこの特徴はなく、和牛脂だけなのです。不思議ですね。
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